寒梅、春を告げる。

今年3度目の大雪に見舞われ、雪かきに辟易としている彦根市です。

前回の大雪では市の除雪が全く機能しておらず、市役所には300を超える苦情が入ったとかで、今回はその教訓を生かし大きな道は除雪が進んでいますが、長松院通りのような細い道には除雪車も入らず除雪に四苦八苦しています。

境内と駐車場だけでなく、中庭の木も重さで折れたりたわんだりしているため、救出に向かうとそこには。。。

紅梅の蕾がじっと春を待っていました。

中にはほころんでいるものも。

白と赤の見事なコントラストにしばし寒さを忘れ見入ってしまいました。

文句も言わず、じっと春を待つ紅梅の蕾のいじらしさ。

しかし当の梅はそんな思いすらもなく、ただひたすらに春を待ち、ただひたすらに花を咲かせ、時を待って散っていく。

無言の梅に多くのことを学んだ瞬間でした。